「炭酸を飲み過ぎると歯や骨が溶ける」
一度はそんな噂聞いた事がありますよね？
(ない方は途中までとばしてお読みください…)
ビール🍺にソーダ🍹
世の中でジャブジャブと飲まれている炭酸。
本当にその様な恐ろしい事が起こっているのか？
考えてみたいと思います。
まず炭酸は酸なので、もし歯や骨が長時間酸に浸っていたとしたら実際に溶ける可能性はあります。
飲料としての炭酸のPH(ペーハー)は約4.6
これは弱酸性にあたりますが組織を溶かす程の威力はありません。
また、骨は炭酸と触れる事はまずありません。
次に、甘みのある炭酸飲料にはリンが含まれています。
リンはカルシウムとくっつき、リン酸カルシウムとして骨に貯蔵されます。
リンを過剰摂取した場合、体外に放出される可能性はあります。
ここから骨が溶けるというお話になったのだと思います。
リンはあらゆる食品に含まれています。
そして過剰摂取をしなければ身体に必要なミネラルでもあります。
リンの過剰摂取を気にするより、しっかりとしたカルシウムの摂取が大切です。
つまり、「炭酸を飲み過ぎると歯や骨が溶ける」というのは、甘い炭酸飲料を子供に飲ませたくない親の戯言だったのではないかと思います。
『むしろ減量・ダイエットの為には炭酸水を飲んだ方が良い』
私がお勧めするのは、減量、ダイエットの為に炭酸水を飲むことです。
炭酸水はそもそもカロリーゼロ
もちろんリンも含まれていません。
「減量をしたいのに食欲が止まない！」
「空腹感が我慢ならない！」
そんな方に是非お勧めです。
摂取するタイミングは、食事前やどうしようもなくお腹が空いた時。
200~500mlを摂取してください。
150ml以下の摂取は、胃に溜まらず逆に胃が活発になり、食欲増進に繋がるとも言われていますのでご注意ください。
※内臓器官に問題がある方や妊婦・授乳中の方にはお勧めしません。
それでは失礼しますm(_ _)m

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