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「膝の上に、ぶよぶよ脂肪がついている…泣」
太ももに脂肪が付くのはわかるけど、なぜ関節の上に脂肪?
白イルカの頭みたい、泣きたい。
そんなお悩みを持つ、女性も少なくないと思います。
でも一体なぜ、膝の上に脂肪が付くと思いますか?
そう、この原因がわかれば、膝のぶよぶよをなくす事も、決して難しくはないのです。
膝のぶよぶよの原因
どうしても、膝の上がぶよぶよしていると、脚が太く見えますよね?
実は、このぶよぶよができる人に、同時に起こるのが “足首が太くなる現象“ です。
これは、以前も詳しくお話ししましたが “足首の骨格(アライメント)の乱れ” によって “滑液胞” と呼ばれる、足首の中の組織が、膨らむ事によって太くなります。
つまり、姿勢が乱れることによって、関節に負担を抑える為に、エアーバッグが発動している状態です。
実は、膝にも足首と同様の現象が起きるのです。
つまり、太くなっている原因は、脂肪ではなく、滑液胞の肥大なのです。
そもそも膝は、前方向にしか、曲がらない様にできている関節(蝶番関節)です。
しかし、姿勢(アライメント)が乱れる事により、膝に負担がかかり、足首同様にエアーバッグが発動します。
一般的に多いバランスの乱れは “ニーイン・トゥーアウト” と呼ばれる、膝が内側に入る動作です。
特に、O脚の人に多い現象です。
膝が内側に入る事で、膝にねじれの負担が掛かり、滑液胞が膨らみ、膝がぶよぶよと太くなるのです。
膝のぶよぶよは改善できる
膝のぶよぶよを改善する為に、いくら筋肉をつけ、脂肪を落としても改善しません。
ぶよぶよをなくす方法は「足の骨格(アライメント)の乱れを、改善する事」です。
O脚の人は、O脚を改善し、歩き方に問題がある人は、歩き方を改善する必要があります。
そして、膝に負担が掛からない姿勢や動作を身につければ、自然と膝のぶにぶにはなくなるのです。
これは、僕がしつこく何度もお話している事ですが、脚を細くしたい人がまずやるべき事は、筋トレではありません。
骨格の乱れがある人が、筋トレをすると、ほとんどの場合、より脚が太くなります。
多くのトレーナーは、この状態でも、食事の改善や高強度の筋トレを勧めてきますが、要注意です。
僕の経験則ですが、筋トレをして、すぐに脚に綺麗に筋肉がついて行く多くの人は、元からある程度、足の骨格が綺麗です。
少しでも “下半身太り” だと自覚がある人は、筋トレを行う前に、必ず脚の骨格の改善から取り組んでください。
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