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こんにちは!ストレッチトレーナーの津田です。
あなたはパートナーストレッチを受けたことがありますか? もしある方は、パートナーストレッチを受けたことでどのような身体の変化がありましたか?
柔軟性が向上した、肩コリが改善した、運動パフォーマンスが向上した、疲労が抜けやすくなった、などポジティブな変化。
痛くて嫌だった、特に身体の変化はなく効果を感じなかった、施術後に痛みが残った、などネガティブな変化。
もしない方は、パートナーストレッチにどのような印象をお持ちですか?
最近ストレッチのお店をよく見かけるようになった、知人が通っていて興味がある、スポーツ選手がやるものなので自分には関係ない。 など、様々かと思います。
今回は、「パートナーストレッチを世界に広める」という使命を勝手に受け持っている私が、パートナーストレッチの重要性を主軸に、この技術の魅力について説明します。
パートナーストレッチとは何か?(抽象)
パートナーストレッチについて言及する前に、まず私のプロフィールを簡単にご紹介させてください。
私は10年以上ストレッチトレーナーとして活動しており、これまでの累計セッション数は5,000を超えます。
パートナーストレッチを軸とした独自の手技で、アスリート、モデル、タレント、経営者など、多方面に渡るクライアントのお身体のケアを担当してきました。
階級制競技であるプロキックボクサーとしての経歴があり栄養学にも精通していることから、身体作りや体重コントロールのアドバイザーとしても活動しています。
自身の持つストレッチ技術を体系化し、2023年に「FFPストレッチトレーナー」資格を創立しました。
今、私はクライアントのお身体を改善することは何よりもの喜びであると同時に、この”パートナーストレッチの認知度を広めること”に価値を感じています。
なぜ、私がパートナーストレッチを広めることに価値を感じているか?
それは、ストレッチ(パートナーストレッチ)が
『全ての人間が幸せに生きるための技術』
であるからです。
つまり、この幸せに生きるための技術をより多くの方に知っていただきたいのです。
と、ここまでは抽象的な説明となってしまったので、次章からは具体的な内容に沿って説明していきます。
パートナーストレッチとは何か?(具体)
ここでは、より具体的なパートナーストレッチの特徴についてご説明します。
パートナーストレッチとは、専門知識を持ったトレーナーがクライアントのお身体にストレッチをかける手技です。
一人で行うストレッチでは行き届かない筋肉を、一人では伸ばせない範囲まで伸ばす。 この手技により、その場限りの単なるリラクゼーションとは大きく異なり、身体を根本から変えることができるのです。
更に詳しく説明します。
単独でのストレッチでは、筋肉の柔軟性や関節可動域に制限があることで、特定のストレッチを深く行うことが困難なケースが往々にしてあります。
例えば、大腿四頭筋(太ももの前)が硬い人の場合、膝を最大可動域まで屈曲することは難しいです。
無理やり行おうとすると、腰が反って腰椎を痛める、靭帯などの膝周辺組織を痛める、などリスクが伴います。 加えて、正しい知識がないと、どこまで伸ばして良いのか?痛みがあるが行って平気なのか?などの判断も正しくできません。
パートナーストレッチでは、身体に関する知見を備えたプロフェッショナルなストレッチトレーナーが適切な方法でストレッチをかけるため、効率良くかつ効果的に深く筋肉を伸ばすことが可能となります。
また、前述の「腰が反る」などの代償作用(ストレッチ中に生じる動き)を抑えることで、正しいフォームでストレッチを行うことが可能となり、怪我のリスク低減にも繋がります。
どのような効果がある?
様々な効果がありますが、その中でも最も有益な効果は大きく3点。
①筋肉の柔軟性と関節可動域の向上
②精神的なリラックスの享受
③怪我のリスク低減とスポーツパフォーマンスの向上
まず「①筋肉の柔軟性と関節可動域の向上」 これは想像に難くないと思います。
自分では伸ばせない筋肉を、伸ばせない範囲まで伸ばす。この繰り返しにより筋肉の柔軟性が向上します。 そして、首や肩、股関節などの関節可動域も広がっていくのです。
次に「②精神的なリラックスの享受」 これはもしかしたら意外と思われるかもしれません。
ただ、ストレッチにより精神的なリラックス効果を得られることは断言できます。 それはなぜか? 「頭部への血流促進」が成されるためです。
現代人は忙しい日々を送る中で、脳が酸欠になっているケースが多く見受けられます。原因は首肩の筋肉群の恒常的かつ過度な収縮と、それに伴う呼吸の質の低下です。
脳が酸欠になると、めまいや頭痛など自律神経系の疾患はもちろん、精神的にもネガティブな思考になりがちです。 そこで、「頭部への血流促進」により、脳が活性化。自律神経の活性化はもちろん、思考もクリアになるのです。
もっとシンプルに考えれば、筋収縮により血管や神経が圧迫されている状態よりもそうでない状態の方が、心身のストレスは軽減しそうですよね。
最後に「③怪我のリスク低減とスポーツパフォーマンスの向上」 これは①とも関連してきて、想像はしやすいかと思います。
硬い筋肉よりも柔らかい筋肉の方が怪我は起きにくい。 例えば、ジャンプして着地する際、下腿三頭筋(ふくらはぎ)が硬いと筋断裂などの怪我に繋がるリスクが高まります。
そして、関節可動域が狭いよりも広い方が競技動作が効率良く行える。 例えば、ボクシングであれば肩甲骨の可動域が広い方が、より効果的に体幹部の力を腕部から拳にかけて伝達することができます。
このように、パートナーストレッチを受けることで得られる効果は多岐に渡るのです。
どのような人にオススメ?
パートナーストレッチは、肩コリや腰痛などの慢性痛改善はもちろん、姿勢改善や綺麗なボディライン作り、スポーツパフォーマンス向上目指す運動の初心者から上級者、プロアスリートまで老若男女問わず全ての層に推奨できます。
そして、クライアントの目的に応じ、身体の知識とストレッチ技術を体得しているストレッチトレーナーが適切なストレッチを行うことで、その目的達成を実現へと導くのです。
本格的なストレッチはスポーツ選手などプロアスリートが行うものでしょ?
と勘違いされている方が多いのですが、スポーツとは無縁の一般の方はもちろん、ハードに仕事を行うビジネスパーソンからスポーツ愛好家まで、全ての人に有益な効果をもたらせてくれる。
これが、冒頭に述べた私の考えるストレッチの定義
『全ての人間が幸せに生きるための技術』
と、言える所以です。
パートナーストレッチはどこで受けられる?
最近は、ストレッチ専門店やストレッチトレーナーが所属しているパーソナルジムも増えてきており、数年前に比べ一般の方でもパートナーストレッチを受けやすい環境が整いつつあります。
ただ、その普及スピードにトレーナーのストレッチ技術の平準化が追いついていない印象です
誤った技術で行うと、効果が出ずにストレッチの価値を感じる前に離脱してしまうことはもちろん、最悪のケースでは怪我をさせてしまうなどの事例も0ではありません。 身体の機能向上や怪我予防のために行っているのに、パートナーストレッチを行うことで怪我をしてしまったら本末転倒ですよね。
こういった現状を踏まえ、私はオリジナルのパートナーストレッチの資格を設立したという経緯にも繋がります。(ここではその資格の詳しい話は省きます)
ストレッチを受ける際は、確かな技術を保有したストレッチトレーナーが所属しているジムや施設を選択されることを強くオススメします。
それが、もし私のストレッチを受けたいと言うご希望に繋がれば光栄です。
私のストレッチをご希望の際は、Personal training studio Buddyにてお待ちしています。 まずはどんなものか知りたい、という方のために「体験ストレッチ」もご用意していますので、お気軽にお申し込みください。
まとめ
パートナーストレッチは、自分では伸ばせない筋肉を適切に伸ばし、筋肉の柔軟性と関節可動域を向上させる手技。
専門のストレッチトレーナーによる適切な手技には、怪我のリスク低減、スポーツパフォーマンス向上はもちろん、肩コリや腰痛などの慢性痛改善にも効果的。
精神的なリラックスの享受もパートナーストレッチの重要な効果で、血流促進による自律神経の活性化やクリアな思考作りにも寄与する。
パートナーストレッチは年齢や性別、スポーツ経験の有無に関係なく、全ての人に有益な効果をもたらす。
ストレッチ専門店やパーソナルジムが増えている中で、質の高いパートナーストレッチを受けるためには、確かな技術を保有したストレッチトレーナーを選択することが重要。
以上、最後までお読みいただきありがとうございます。
ストレッチトレーナーの津田でした。
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