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仕事での会食が増えたり、付き合いの飲み会が続いたりすると、どうしてもお腹周りが気になりませんか?
「もう若くないし…」とあきらめる前に知ってほしいのが、下腹が出るのは脂肪だけの問題じゃないということ。
実は、加齢や運動不足、長時間のデスクワークで「天然のコルセット」とも呼ばれるお腹の奥の筋肉が弱っている可能性があります。
40代以上の男性に多い下腹部悩みのメカニズム
お腹の奥の筋肉=「天然コルセット」がサボっている
腹横筋や骨盤底筋、多裂筋といったインナーマッスルが弱くなると、内臓を支える力が落ちてお腹が前に出やすくなります。
加えて、デスクワークで猫背になりやすい姿勢や、反り腰が進むと内臓が下に垂れ下がってしまいます。
反り腰が招く“内臓下垂”と体のゆがみ
腸腰筋が硬くなりやすく、腰が反ってしまうことも。
これが原因で、床からの力(床反力)をうまく使えなくなり、体のバランスが崩れて腰痛や疲れやすさを引き起こします。
内臓が下がると体調にも影響が…
内臓の位置がずれると血流や消化機能が低下し、便秘や冷え、疲労感が増すことも。会食の後にお腹が重く感じるのもそのせいかもしれません。
下腹をリセット!忙しい方におすすめの方法
「ブリッジ姿勢」で大きく呼吸するだけでOK
「ブリッジトレーニング」と呼ばれる、背中を持ち上げる簡単な姿勢で深い呼吸を繰り返すと、腹圧が高まり内臓が本来の位置に戻りやすくなります。
忙しい仕事の合間でも、1回3分程度でできるのでぜひ試してみてください◎
下腹の奥の筋肉を鍛える簡単トレーニング
- お腹をへこませて息を吐く「ドローイン」
- 骨盤をゆっくり丸める「ペルビックカール」
- 体幹を鍛える「フロントプランク」
これらはジムに行かなくても自宅でできますし、続けやすいのがポイントです。
日常で気をつけたいポイント
- 椅子に座る時は骨盤を立てて背筋を伸ばす
- スマホやパソコンは目線を上げて猫背防止
- 立っている時はお腹を軽く引き締める意識を持つ
これだけでも、体幹が安定し「天然コルセット」が働きやすくなります。
会食やデスクワークで乱れた体をリセットしよう
あなたにとって、体のケアは仕事のパフォーマンスを維持するためにも重要です。
天然コルセットを目覚めさせる呼吸と姿勢を取り入れて、下腹部の悩みを改善しましょう。
まずは今日から、1日1回の「ブリッジ+呼吸」からスタートですね!
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