してはいけないトレーニング?

『トレーニングは競技動作結びつけた方が良いのか?』
~してはいけないトレーニング~
 
これは、非常に難しい問題です。
確かにトレーニングの原則に
【過負荷の原則】
というものがあり、筋の活動力を高めるためには
実際の活動よりも強い刺激を筋や神経筋に課す
必要があります。
 
しかし、結論から言うと、
トレーニングや身体に関する知識がなく
無理に競技動作に負荷をかけることは
危険です!!
 
何故なら、スポーツ動作においては、
関節や筋肉をギリギリ限度まで使う動作があり、
これにちょっとした負荷でもかけてしまうと傷害
に結びついてしまう可能性があるからです。
 
また、競技動作に外的な負荷をかけることに
よって本来の動作とは違う動作になり、
競技における技術が下手になると
いうこともあります。
 
以上の点から基本的に、
レジスタンストレーニングを行う時は
無理に競技動作でトレーニングをしない方が
良いということです。
 
しかしながら、トレーニングには
【特異性の原則】
というものもあり、トレーニングの効果は
トレーニングの内容に応じた特異的な
能力向上として得られます。
 
これを考えると、やっぱり競技動作で
トレーニングした方が効果的ではないか
と思ってしまう方もいると思います。
 
確かにそれは、一理あると思いますが、
動作ではなく、競技時間や休息時間
動作スピード等を考慮して、
それらをトレーニングに組み込んでいく方が
効率的だと思います。
 
ですので、トレーニングの動作まで、
競技に無理に結びつける必要はなく、
それはリスクが高すぎるように感じます。
 
トレーニングはあくまで、機能的な動作や
筋の活動力等を鍛えるものであって、
競技の技術を高めるのは、
そのスポーツの技術練習だということです。
 
それぞれの目的をしっかりと分けて
考えられれば、ケガのリスクは
減らせるということですね。
 
ある文献にこれに関連する興味深いことが
書かれていたので、最後に引用します。
 
「特定のスポーツにしか意味をなさないような
ストレングスやスピードを改善させる方法やプログラムはない。
大切なのは相違性ではなく、類似性である。
(中略)
つまり使い物になるストレングスとスピードは
理にかなった方法でもって向上されるのである。」
 
激しく同意致します。
 
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