STEM教育とスポーツの融合がもたらす可能性

こんにちは!キッズトレーナーの奥村です。

皆さんはSTEM教育というものをご存じですか?

STEM教育とは、今後必要となるIT人材を育てるために提唱された教育手法で、ここ日本でも数年前からよく耳にするようになりました。海外では1990年代から取り組んでいる国や地域もあります。

今回は今注目されている、このSTEM教育について解説していきます。

STEM教育とは

STEM教育とはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の4つの教育分野を総称した言葉で、これらを総合的に学び、将来的に科学技術の発展に役立つ人材を育てることを目標にしています。

日本でも2020年からプログラミングが小学校の授業に取り入れられることが話題になりましたが、これもSTEM教育の取り組みの一環と言えます。

STEM教育の特徴

STEM教育では、生徒が学習中のコンセプトを日常生活に結び付けられるように、実社会の事例を使用することに重点を置いています。
そうすることで授業が今までのような受動的なものとは異なり、より魅力的、能動的なものになります。また知識やスキルを実社会の課題に適用できるようになります。

STEM教育は、自由度の高い問題に取り組む機会が多く設けています。答えを暗記するだけでなく、創造的で自立した思考力を養うことに役立ちます。

チームでプロジェクトや問題に取り組むことで、生徒たちは効果的なコミュニケーションと問題解決に向けた協力体制を学びます。
これは、STEM分野だけでなく、社会に出た時に不可欠な、重要なライフスキルを学ぶことができます。

このように、STEM教育は4つの分野の知識をただ学ぶだけでなく、自発的に学んで創造したり、表現して問題を解決する能力を身につけたりすることが目標とされているのです。

このような学習方法はアクティブラーニングとも呼ばれ、我々昭和世代が学校で受けていた詰め込み型の授業とは全く異なるスタイルですよね。

こうした取り組みがGAFAMを生んだとも考えると、日本も遅れてはいますが、早急に取り入れて行かなければならない教育手法と言えますね。

STEM教育とスポーツの融合

さて、ここまでSTEM教育について紹介してきましたが、世界では今このSTEM教育とスポーツを融合することに関心が高まっているそうです。

従来、体力づくりやチームワークを促進するための手段として捉えられてきたスポーツとこの最新の教育手法をどのように融合するのか想像もつきませんね。

色々調べましたが、ソースが全て英語だったため今回は私なりに想像を膨らませて、上記したSTEM教育とスポーツを融合した形の学習機会を考えてみました。

例えば、スポーツにおいてコーチやアスリートはデータ分析や可視化ツールを使ってパフォーマンスを分析し、より多くの情報を得た上でトレーニング方法や戦略について意思決定します。
これはSTEM分野で重要なスキルであるデータ解析・可視化をする貴重な実地体験になると考えられますし、プロ選手の動画を見ながらそれについて考察する授業などは考えただけでも楽しそうです。

工学と物理学の原理を学ぶ過程で生徒がパフォーマンス、安全性、使いやすさを向上させる新しい器具を設計・製造するのはどうでしょう?
これもSTEM分野を学習する上での実地体験と言えるのではないかと思います。もしかして授業中にとんでもない革新的なアイテムが発明されるかもしれません。

たとえば、ゴルフやサッカーに打ち込む生徒であれば、ゴルフボールの動きやサッカーの空気力学をシミュレーションで学ぶことで、基礎となる物理学や数学についてより深く理解することができるかもしれません。

いかがでしたでしょうか?

STEM教育とスポーツを融合することで授業がより魅力的になり、かつ遊び感覚でSTEM科目を学ぶことができると思いませんか?

STEM教育で重視する能動的な学びにピッタリなのではないかと私は感じました。(私がスポーツ好きだからかもしれませんが…)

このような楽しい取り組みでSTEM教育が更に進むのであれば、大げさに言えば今後の日本の発展に不可欠な事案になるかもしれませんね(笑)

逆に言えば、今回調べたSTEM教育の在り方は自らのレッスンにすぐにでも活かせそうな要素がとても多く含まれていました。

これらを参考に、よりBUDDYキッズレッスンを充実させて参ります!!

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