”日本のクリスマス”について徹底解説!

皆さんこんにちは!
BuddyトレーナーのSAKIです。早いものであっという間に今年も残り2週間を切りました✨
皆さんは、この寒い冬の季節といったら何を思い浮かべますか?
私は、クリスマス!と一目さんに答えてしまいます笑 大好きなんです♡
街がイルミネーションでキラキラと輝き始め、雪が降った日には最高にテンションが上がります!(北海道札幌出身だからかもしれませんが😄)
今回は、意外と知られていない”日本のクリスマス”について皆さんに紹介していきたいと思います✨

クリスマスの本当の意味

1年の終わりが近づき、大人も子供も巻き込んだ一大イベント”クリスマス”。
寒い空気の中、街にはイルミネーションが灯り、あちこちでクリスマスソングが流れ、あの特別な雰囲気が溜まりませんよね〜!✨
プレゼントをもらえる日、恋人とロマンティックな時間を過ごす日などさまざまなイメージが浮かんでくるクリスマスですが、その意味やいつから国民的イベントになったのかをご存知ですか?

”クリスマスは何の日?”と問いかけると”イエス・キリスト”の誕生日と答える方が多いのではないでしょうか。

本当の意味は語源にヒントが隠されていますよ!

クリスマスを英語表記にすると”Christmas”。
”Chirist”はキリストのこと、”mas”はミサ(礼拝)をそれぞれ意味するんです。
ここで言うミサとは降誕祭のこと。降誕祭は「生誕を祝う祭り」なので、

12月25日は宗教的指導者イエス・キリストの誕生の日ではなく、誕生を祝う日なのです。

日本のクリスマス発祥の地はどこ?

日本にクリスマスが伝わったのは16世紀頃だといわれており、イエズス会の宣教師たちが持ち込んできたことが日本のクリスマスの始まりです。

周防の国(現在の山口県)にやってきたフランシスコ・ザビエルがミサを行ったことが起源だといわれています。

しかし当時の日本では「キリスト教禁止令」が発せられており、日本のクリスマスの初期は隠れキリシタンの間でこっそりと行われる程度だったようです。

その後開国するまでクリスマスは日本の歴史から姿を消してしまっています。

いつからクリスマスは日本の文化として定着するようになったの?

1900(明治33)年には、横浜で創業した明治屋が銀座に出店し、クリスマス向け商品を販売したことがきっかけで広くクリスマスが受け入れられるようになっていきます。

また、1912年に発表された木下利玄りげんの歌に「明治屋のクリスマス飾り灯ともりてきらびやかなり粉雪降り出づ」があります。
この頃から華やかなイルミネーションが、街を彩っていたと伝えられています✨
そして、1926年の12月25日に大正天皇が崩御し、後に12月25日が大正天皇祭(休日)と定められたことが、クリスマスの習慣がさらに普及する機会となりました!!

現在の日本はクリスマスを国家祝祭日としない少数派に属する国の一つですが、なんと驚くことに、1927年から1947年までの21年間も、クリスマスは休日だったんです!(羨ましい。。。)

今では当たり前のように見かけるデパートのクリスマス商品ブースですが、1950年頃、ベビーブームといわれる世代により、子どもの数が爆発的に増加したことがきっかけで、クリスマス商戦が過熱するようになり、クリスマスは日本に定着していきました✨

日本のクリスマスと海外のクリスマスとの違い!

日本は、クリスマスといえば”恋人と過ごす日”というイメージがありますが、家族より恋人を優先するのは日本独自のことなんです!
海外のクリスマスは家族と過ごすのが一般的とされています✨

反対に、海外ではお正月に恋人と過ごすことが多いそうです。
日本ではお正月に家族や親族と過ごす家庭が多いため、クリスマスとお正月の位置付けがちょうど反対になっていますね!?

また、大きな特徴として、前日のイブの方が盛り上がるのも日本の特徴です!

「イブ」というのは、もともとユダヤ暦において日付の変更が日没に行われていたために生まれた風習です。

ユダヤ暦では24日の夕方に日が沈むと25日のクリスマスになるため、現在で言う24日の夜にミサを行いお祝いしていました。この風習の影響により、24日を「クリスマスイブ」と言うのです。

日本でイブを中心にクリスマスが盛り上がるようになったのは、バブル期のドラマやヒット曲の影響が大きいと言われています✨
メディア発信の流行を取り入れることで、イブがクリスマス本番のように楽しまれる日になりました!

クリスマスイベントの由来

クリスマスツリーの由来
➡︎クリスマスツリーは、古代ゲルマン民族の土着信仰に大きな関わりを持ちます。
北ヨーロッパに住んでいたゲルマン民族は、冬至のお祭り「ユール」の一環として、寒さに強い樫の木を永遠の象徴として崇めていました。
この信仰を諦めさせるために、キリスト教の宣教師が樫の木を切り倒し、代わりにモミの木を広めたのではないか、と言われているのです✨
モミの木をクリスマスにツリーとして飾るようになったのは15世紀頃の説が一般的なようで、オーナメントやイルミネーション装飾は、アメリカから流行していったものです!!
個人的には、映画『ホームアローン』での各家のクリスマス装飾が印象的です!(憧れます。)

サンタクロースの由来

➡︎サンタクロースは、キリスト教の聖人である奇蹟者ニコラウスの伝説が由来となっています。
聖ニコラウスはとても慈悲深い人物で、死刑囚を助けたり罪人を改心させたりといったたくさんの逸話を持っています。
その聖ニコラウスがサンタクロースのイメージのもととなった話のひとつに、貧しい家に金貨を投げ入れたというエピソードがあります。
聖ニコラウスが貧苦に喘ぐ家庭の窓から金貨を投げ入れたところ、その金貨が暖炉にかかっていた靴下にそのまま入りました✨
このことから「サンタクロースが靴下にプレゼントを入れてくれる」という風習が生まれました。

クリスマスといえば七面鳥。その由来は?

➡︎もともと欧州ではクリスマスにはガチョウを食べていたと言われています。
ガチョウはごちそうだから特別なクリスマスに、といった意味合いだったようです。
時は流れ、アメリカ大陸の開拓のために欧州から渡米したパイオニア達が、食べ物に困り飢えに苦しんでいた時、原住民であるインディアンから七面鳥の施しを受けました。
このことから七面鳥は感謝のシンボルとなり、転じてキリスト降誕への感謝を表すためにクリスマスのごちそうになった、という説があります✨
加えて、七面鳥の方がガチョウより飼育がしやすいといった実用面な理由もあるようですよ。

最後に

”日本のクリスマス”についてご紹介させていただきました!
今年は、皆さんはどんなクリスマスをお過ごしになられますか?✨
是非とも幸せに溢れた時間を大切な人と過ごしてくださいね🎁
それではまた、次回の投稿でお会いしましょう☆

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