目次
こんにちは!
ストレッチトレーナーの津田です。
「1日の食事回数は何回が良いのですか?」
今回はよくご質問をいただく「1日の食事回数」について書きたいと思います。
食事回数に関する一般的な常識
一般的な常識として、
「1日3食が健康的である!」
「健康な1日はしっかりとした朝食から!」
「飢餓状態である空腹は身体に良くない!」
と言う観念が根付いているかと思います。
本当にそうでしょうか?
考察する前に、前提事項について整理させていただきます。
◾︎私が大切にしている考え方(前提事項)◾︎
食事に関する内容において、万人に当てはまる唯一の正解は無いと考えています。その人の生活リズムや運動量、年齢や性格、また体質などにより「その人に最適な」食事内容は異なります。
その前提の上で、実際に行った私の経験や知識を踏まえてお答えさせていただきます。
食事の本当の適正回数
【Q】
「1日の食事回数は何回が良いのですか?」
【A】
1日1.5〜2食が良いと思います。もっと言うと「朝食を抜くこと」つまり「消化器官を休める時間を作ること」が最も大切だと考えています。
消化器官を休める重要性
まず、一般的に健康と謳われている「1日3食」は食べ過ぎだと私は考えています。
また、「健康な1日はしっかりと朝食を摂ること」これにも、私は疑問を感じています。
大切なのは消化器官を休める時間=胃に固形物が入っていない時間を作ること、です。
身体に栄養が入ってこないとカタボリック(異化)つまり筋肉の分解が促進されてしまうのではないですか?
こう思われる方もいるかと思いますが、実際に一定期間1日3〜5食の細かく食事を摂り常に胃に物が入っているような生活と、朝食を抜いて胃に固形物が無い時間を16時間程確保し消化器官を休める1日1.5〜2食の生活を行なった私の経験則から感じたことは「カタボリックはそこまで気にしないで良い」と言う結論です。
つまり、カタボリックを気にするより消化器官を休める方が重要と感じました。
また、人間の身体は元々1日2食が適しているようにできているとも言われています。
人間以外の野生動物も3食食べる動物はほとんどいません。
人間も江戸時代までは1日2食が通常であったと言われており、物をたくさん売ろうとする利権問題などなどいろいろな要素が重なり、現代人は無理やりでも「3食食べる事が健康である」と考えられるようになったと私は感じています。
もちろん、前提事項として先に述べた、一般人なのかアスリートなのか、その人の生活サイクルによってなど、誰にでも当てはまる正解は有りませんので、いろいろ試していく中で自分自身に合った最適な食習慣を見つける事が一番だと考えています。
大切なのは食べない時間を作り消化器官を休めること、そして体内の糖質が枯渇されることで体脂肪をエネルギーとして活用することです。
それにより身体の免疫機能も高まります。
目安として、前の晩の夕食から「14〜16時間程度」は固定物は摂らないようにできると最高です。
今まで朝食を食べていた場合は、慣れるまでは若干の脱力感やフラフラする感覚が出るかもしれませんが、1週間もすればすぐに身体が慣れますし、むしろ空腹の方が頭も身体も冴える感覚がわかるようになるはずです。
まさに、私もそうでした。
ただ、ハードにトレーニングしている方やアスリートであれば、消費しているエネルギーも膨大なので、適切な間食は摂るべきだと思いますが、それもあくまで消化器官を休めた上で摂るべきです。
健康的に身体を引き締めるリーンゲインズ
健康的に身体を引き締めかつ心身のパフォーマンス向上にも有効でオススメの方法は「リーンゲインズ」と言うダイエット方法です。
簡単に言うと、
・一日24時間の内、16時間断食し8時間の間に食事をする。
→つまり、朝食を抜く。水はたくさん飲みます。ブラックコーヒー等の糖質が0に近い飲料はOKです。私は朝食の代わりにバターコーヒーを飲んでいます。
・ウエイトトレーニングを行う。
→これは、やればその分筋力UPし身体は引き締まりますが、優先度の高いのは前述した16時間(14〜16時間で良いと私は考えます)の断食なので、トレーニングは無くてもOKです。
つまり、朝食を抜けば、前日の夕食から数えて14〜16時間の断食はそこまで難無く可能となります。
まとめ
人間の身体において「消化」と言う作業にはかなりの労力を使うと言われています。
お腹いっぱい食べたら眠くなるのも、消化する為に血液が消化器官に集まり脳への血液が不足する=脳に酸素が不足する為、眠くなるとも言われています。
現在、私は1日1.5〜2食です。
朝にジムワーク(キックボクシングの練習)をしているので、練習後はプロテイン等のサプリと、朝食は食べず代わりにバターコーヒーを飲んでいます。
消化器官が休まる事で頭もスッキリとし、食べ過ぎるよりも脳も身体もパフォーマンスは確実に良い感覚があります。
皆さんも是非、参考にしてみて下さい。
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